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友人より連絡をもらい、急きょ当日に
吉祥寺キチムでのイベントに行けることになりました。
キチムは、クラムボンの原田郁子さんが手がけ話題の場所です。
2010年のオープン時には4つのお店の複合スペースとして
スタートしましたが、震災を機に2012年から、ライブを中心とした
多目的スペースへとリニューアルしました。
リニューアル後の訪問は初めてです。

さて、イベントは原田郁子さんと写真家・川内倫子さんのトークショー、
そして旅するレストラン・トラネコボンボンさんのお弁当つき!


整理番号10という、これまた夢のような待遇で入場すると、
さっそくお弁当を受け取ります。メニューは

ki_tora1.jpg

うーん、おいしそう~。
ワックスペーパーの包みをお皿の上で開いて食べます。
すごく考えられているなと思いました。
こうすればお皿を汚さないですよね。

ki_tora2.jpg

期待以上に美味しかったですが、特にベジキンパに感動しました。
菜食なのに、この満足度ったら!

寒い夜でしたので、ホットサングリアを飲みつつトークライブの
開始を待ちます。(すでに幸せ度がかなり高い状態です。)

※以下 ライブの内容は長文です。

原田郁子さんと川内倫子さんのトークショーは、想像よりも
ゆるやかなものでした。適度な距離感を持った友人同士が
話すのを、まどろみながら聞いているような心地よさ。

お二人の出会いや、生い立ちの話、仕事の話。
事前アンケートの質問に、質問者と会話を交えつつ答えたり。
手を伸ばせば簡単に届く距離での、ファンには贅沢な企画!

大人になるまで、お二人とも「生きにくさ」を感じ、
「なぜこんなことするの?」という疑問を抱えながら成長して
きたという話は興味深かったです。

それぞれの仕事に対する考えやスタンスについても。
川内さんは、さびしがり屋で人と何かを作るのが好きなのに、
孤独な時間の多いカメラマンの道を選び、
原田さんは、ひとりでいるのが好きなのに、バンドで音楽を
作るということをやっている。
「ふしぎだねー」の言葉に、皆うなずいて、不思議な一体感。
「川内さんはファインダーを覗いているときに、どんなことを
考えているのですか?」という質問への
「考えてない!考えてる暇、ない!待ってーー、という感じ」で
思わず笑いましたが、これにも大きく納得。
「いつまでたっても満足できないから、続けられるのかも」という
言葉が印象的でした。

そして休憩ののちは、震災のことやお二人が作った「ある鼓動」のPVの話へ。
川内さんが、被災地に赴いて撮影した写真に、原田さんがピアノで
音楽をつけるという趣向がありました。川内さんの写真は悲しいけれど美しく、
原田さんの歌声はとてつもなく優しかった。
ご本人は「言葉が浮かばないと思ってたんだけど、結局歌っちゃった」と
後で照れくさそうにおっしゃってました。

原田さんが
「昨年の地震を体験した後は、「おいしい」「嬉しい」「楽しい」というような
ことを感じたときに、プラスして何か別の感情がずっとくっついてるように
なってしまった。皆がそうなんだと思う」というようなことを仰っていて、
ああそうだな・・・と思いました。
今は少し落ち着いてきたけど、数カ月は、自分が前に「何も考えずに」
感じられていたことが信じられなく、「損なわれてしまった」と感じていた、
たぶんそのことと同じことを言ってるんだなと。

そして、最後に、クラムボンの「ある鼓動」という曲に合わせて川内さんが
編集し作成したPVを全員で観ました。
初めて聴いたけど、優しいだけじゃなく、小さな子どものような勇ましさがあって
はっとする曲でした。

終わってしばらくしても、柔らかなふとんでぬくぬくしているときのような、
去りがたい気持ちでした。

震災から1年が経とうとしているこのときに、参加できて良かったイベントです。

声をかけてくださった友人に感謝。

2012.03.01 / Top↑
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