地震の影響について。今日は違う角度から考えてみます。

このブログでも度々登場する、私の大好きなものたち。
雑貨、パン、芸術、本、お菓子…その他「生活を楽しく」の
部分に関わっていることです。
近所の小さなパン屋さんが、地震後、初めて再開しました。
昨年の天候不順による小麦の不作により、地震前から
材料調達に苦労されていた、たった一人でやっている
パン屋さんです。再開のお知らせは嬉しかったのですが、
「売り上げの10パーセントを義援金とします」とあって
驚いてしまいました。

材料、電力、その他諸々をそぎ落としてもパンを焼くことを
続けるという決意、そして少しでも寄付をというお志は
とても立派だと思います。
けれど、実際にパンの味は前と変わってしまっていました。

また、計画停電が発表されたあと、ほどなくして大好きな料理店から
「今週を持って一時閉店する」とアナウンスがありました。
予約の取れないことで有名な大変人気のある店で、だから休業では
なく閉店という表現にすごく驚いたし心配していました。

店長氏は「病気でもないのに仕事ができなくて、辛かった。家で
ニュースを見ながら自分に何ができるか悶々としてた」そうです。
現在では「被災された人たちの帰るべき日常を整える」と
決意され、営業再開されています。

計画停電の影響は思った以上に深刻です。
停電そのものが回避されようと、実際に停電したときのリスクを
考えて行動しなくてはならない毎日は、一般家庭である我が家でも
相当なストレスになっています。

そんなとき、国立の古道具・古家具屋 LET'EM INのオーナー
原さんの記事を読みました。→→『スタンス』

ああ、そうか、と思いました。
腑に落ちるというか、すとんと気持ちが落ち着きました。

自分のスタンスを決めるということ。
この状況では、大事なことだと思います。

そして、もう一度ゆっくり考えてみる。

自分を損なわずに、前よりも、この状況をよくするためにどう
暮らしていくかを考える。

私も、寄付はしました。そしてそれ以外に継続してできることは
何か。それについては、まだ考えている途中です。
とりあえずは、自分の仕事をまっとうすること。
好きでやっている仕事ですが、使命感を持ちすぎないように
フラットな立場で淡々とできるようにしていきたい。

一過性のキャンペーン、イベントだけでは支えきれない現実が
あると考えます。これまで通りの日常を、これまで以上に
よくするように、焦らないでいこうと思います。

これからみんなでアイディアを出し合い、工夫をしていく、
そんな世の中になればいいと願っているし、協力を惜しまないで
いきます。

自分に対しても、他人に対しても応援の気持ちを忘れないように。

2011.03.22 / Top↑
Secret