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国際ペン東京大会 2010

国際ペン東京大会の文学フォーラムに参加してきました。


朗読劇 『牛』 莫言(Mo Yan)
日時:9月24日19:30~21:10
会場:大隈講堂
朗読:神田松鯉(講談師)、踊り:田中 泯
脚本・演出:吉岡忍、人形・画:戸井紅子・有園絵夢・絵瑠、
中国琵琶:シャオロン


<あらすじ>
これ以上牛が増えたら、オレたちが食い詰めてしまう。
窮状の村で、牛たちは次々に去勢された。14歳の少年と
老人は炎天下、瀕死の仔牛を連れ、町までの辛い道をたどる。
文革期中国の人々の疲弊と滑稽を描ききった異色作品。



NHK大河ドラマ『龍馬伝』で吉田東洋を演じたその迫真の存在感に
圧倒され、魅了されて以来注目していた田中 泯氏。
その本来の活動は、踊りです。
以前からぜひ氏の舞い・踊る姿を体験してみたいと思っていて、
それを知る方からお誘いがあり 観に行く機会を得ました。

田中氏の踊りを目当てに参加したイベントでしたが、
講談の神田松鯉氏の朗読がまた素晴らしかったです。
決して明るいとはいえない長い物語を、作品のもつ
滑稽味も十分に感じさせながら、観客の脳裏によみ
がえらせる。時おり奏でられる中国琵琶の音色が
場面に色を添えます。
視覚的には、独特の雰囲気の人形と絵がスクリーンに
映し出されていました。その前で、牛になりきり
舞いを疲労する田中氏。

どこに集中すればよいか、正直迷うほどに情報が
盛り沢山でしたが、そのうち慣れてくると色々な
切り口から表現された物語世界に浸ることができる
ようになりました。同じ物を観て・聴いておりながら
会場にいるそれぞれが、別々に何かを強烈に感じて
いる。そうした、物語の力というものを、印象づけ
られたイベントでした。また、文学の可能性といった
ものも感じました。得がたい体験をしたと思います。

知らない世界に触れて感激を覚えることを、いつに
なってもできるのは幸せなことです。


[ 2010/09/24 18:42 ] 風景 | TB(-) | CM(0)
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