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“これも自分と認めざるをえない”展

六本木のミッドタウン内にある、21_21 DESIGN SIGHTで開催中の
佐藤雅彦ディレクション“これも自分と認めざるをえない”展に
行ってきました。

21211.jpg21212.jpg

複雑な概念を、新しい表現方法によりシンプルに、親しみやすい
形で我々に提示する佐藤雅彦氏の展示は、体験型の展示でした。

例えば指紋や静脈といった人の「属性」が、自分自身から切り離されて
一人歩きする社会が、身近に迫っている現在。

「属性」って、なんだろう?自分の思っている自分って、果たして
この社会のなかでどう見えているのか?ということを認識させられる
ような、展示です。

「平日の昼間に一人で見てほしい」とあったので、金曜日の午後に行き
ましたが、夏休みということもあり大変混雑していました。
各展示物の待ち時間もかなりあって、そうすると一人で来てしまった
ことが淋しく感じられてしまうのですが、色々な局面で
「ええっ!?」とドッキリしてしまう結果をつきつけられます。
観終わって会場を出た後も、「あれは・・・」などと考え込んで
しまうような。

そして、友だちや家族や、親しい人たちが果たしてこの展示を体験
したらどんな反応をして、どんなことを感じるのかを知りたい気持ちに
させられます。私はその欲求を満たすため、最低でももう一回、
誰かと観に来たいなと思っています。


佐藤雅彦氏の推奨する、本展示の楽しみ方はこちら


【1】会場は、ひとりひとりの体験型の作品が多く、大変、
混み合っています。可能なら、週日(しかも、午前11時の開館に
近い時間帯)に行くと、正しく鑑賞できます。もし、土日しか
時間が取れない方も、お昼までに入ると、あまり並ばなくてすみます。

【2】正直、とても楽しいし面白い体験がたくさんできます。
しかし、私がみなさんにやってほしいのは、楽しむだけでなく、
その作品を体験することで得られる「新しい表象(気持ち)」を
じっと静かに鑑賞し、それがなぜ自分に起こったのか、それは
どういう意味を持つのかを考えてもらうということなのです。

アミューズメントやテーマパークのように楽しい体験をして、
あー面白かったで終わるのではなく、通常、美術館に来た時に
行う鑑賞ということを行ってください。そちらの方が、得られる
ものの大きさも質も違います。


【3】友だちと行くと楽しいというようなことが、いろんな
ところで言われていますが、普通の展覧会のように、ひとりで
体験し、じっと考えるということを想定して作りました。
もちろん、友人と行くのは構いませんが、あくまで、自分一人の
体験そして表象を鑑賞していただければ、と思います。

私は、本当の意味で、みなさんに楽しんでいただきたいのです。
多くの方に来ていただくより、来ていただいたひとりひとりが
正しく鑑賞してもらうほうがうれしいのです。

[ 2010/08/05 16:01 ] 展示 | TB(-) | CM(0)
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